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黒酢が練り込まれたエサを食べて育った養殖のブリ。鹿児島線霧島市の福山養殖が始めたもので、2年弱をかけて育てている。特徴は成長促進剤や抗生物質を一切使うことなく育てること。エサは生サバを中心に黒酢や貝の化石などを使っている。養殖魚は窮屈な生け簀に魚を入れ、成長促進剤などを含ませたエサを与えることによって大きくするのが一般的だが、黒酢ぶりは生け簀の間隔を十分に空けて1つの生け簀に入れるのは2年目サイズで2500匹までと、他社より3割程度少なくして魚にストレスがかからないようにしている。また生け簀の水の滞留を防ぐためにアイガモ農法と同じ発想で1つの生け簀に120匹のイシガキダイを入れて、金網に付着する貝を食べさせている。生産コストが割高で販売価格は通常の養殖ブリより20~30%高いが、西日本の小売店や通販では好評である。「かごしまのさかな」第1号にも選ばれている。